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【挑戦】エレキギター初心者のための練習曲
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【挑戦】エレキギター初心者のための練習曲

ロックバンドの曲を聴いて「自分もギターを弾いてみたい!」そんなふうに考えたことのある方って多いのではないでしょうか?

しかし「ギターって難しそうだし……」となかなか踏み出せない、また「ギターを買ってみたけれど、どの曲から手をつければいいのかわからない」などの悩み、あるあるですよね。

そこでこの記事では、エレキギター初心者の方が練習するのにぴったりな曲をたくさん紹介していきますね!

基礎練習ももちろん大切ですが、それだけだと続かない場合が多いので、これから紹介する曲の中からあなたの好きな作品を見つけて、弾きながら上達を目指しましょう!

もくじ

【挑戦】エレキギター初心者のための練習曲

本当はね、ヤングスキニー

コロナ禍が始まった2020年に結成され、さまざまな逆風の中で着実にファン層を拡大してきた4人組ロックバンド、ヤングスキニー。

情報バラエティー番組『王様のブランチ』のエンディングテーマとして起用された2ndシングル『本当はね、』は、誰もが共感せずにはいられない歌詞世界とノスタルジックなアレンジが耳に残るナンバーです。

目まぐるしくビートの変化があるため難しく感じられるかもしれませんが、ギターはコードストロークがメインのため初心者ギタリストにも簡単に演奏できますよ。

アンサンブルに溶け込むギタープレイのため、バンドで演奏する場合には他の楽器との距離感が楽しめるロックチューンです。

星野貴史

君と癖yutori

メンバー全員が「ゆとり世代」と呼ばれる時代に生まれたことからバンド名が名付けられた4人組ロックバンド、yutori。

1stミニアルバム『モラトリアム』に収録されている『君と癖』は、センチメンタルな歌詞とメロディーを乗せた疾走感のあるサウンドが耳に残りますよね。

テンポが速い楽曲ですが、ギターはストロークが中心のため初心者ギタリストであっても気持ちよくかき鳴らせるのではないでしょうか。

ただし、ギターソロではタッピングを使ったフレーズが登場するなどテクニカルなため、まずはゆっくりのテンポでフレーズをしっかり覚えていきましょう。

星野貴史

キンモクセイオレンジスパイニクラブ

ザ・童貞ズ、The ドーテーズなどの名前を経て、2019年に現在の名前に落ち着いた4人組ロックバンド、オレンジスパイニクラブ。

インディーズ1stミニアルバム『イラつくときはいつだって』に収録されている『キンモクセイ』は、同曲をリリースするためにバンド名を変えたという、まさにバンドの転機となったナンバーです。

印象的なアルペジオが多く複雑なギタープレイの印象を受けますが、左手は同じポジションで動かないため簡単に弾けますよ。

メロディーの疾走感に対してギターはゆったりしているため、初心者ギタリストであっても落ち着いて弾くことを心がけてほしいロックチューンです。

星野貴史

風の日ELLEGARDEN

エルレの略称で知られ、現在J-POPシーンで活躍する数多くのバンドに影響を与えてきた4人組ロックバンド、ELLEGARDEN。

1stアルバム『DON’T TRUST ANYONE BUT US』に収録されている『風の日』は、思わず共感してしまうようなエモーショナルな描写の歌詞が心に響きますよね。

印象的なアルペジオやエッジの効いたブリッジミュートなど基本的なテクニックが要求されるため、初心者ギタリストの練習にもぴったりですよ。

また、ギターソロがかなりルーズなため再現したいフレーズだけ残してアレンジしてしまっても良いでしょう。

星野貴史

春は泡沫May Forth

大学の同級生で結成され、その良質なメロディーの楽曲で名古屋を中心に注目を集めている3ピースロックバンド、May Forth。

デビューミニアルバム『Atmosphere』に収録されている『春は泡沫』は、爽快な歌詞とアンサンブルがテンションを上げてくれますよね。

青春パンクらしい疾走感のあるアレンジですが、ギターはコードストロークを中心としたシンプルなプレイのため初心者ギタリストにも挑戦しやすいですよ。

オリジナルのようにボーカルギターとして練習するのもオススメの、バンド活動が楽しくなるナンバーです。

星野貴史

君の知らない物語supercell

アニメ『化物語』の主題歌として、アニソンシーンでも根強い人気を誇る名曲ですね。

一度聴けば耳に残るメロディが印象的で、爽やかさを感じる軽快なロックチューンです。

パワーコードだけで弾ける曲はもうできるようになったという方、ちょっと複雑な押弦が登場する曲を弾きたいという方にオススメなんです。

とはいえ、基本はパワーコードが中心で、ところどころ印象的なフレーズでパワーコードではないフォームが登場するという程度なので、ギターに慣れてきたころならきっと挫折せずに練習できるはず。

ただし、テンポが速いのでブリッジミュートはしんどいかもしれません……。

ゆっくり目のテンポから徐々に速くしていく練習をして、楽にきれいな音が出せるように研究してみてくださいね!

羽根佳祐

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